プログラム

PROGRAM

音楽療法とは

日本音楽療法学会は音楽療法を「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」と定義しています。

『音楽療法を学ぶ』(二俣泉・白川ゆう子・三浦優佳著)では、音楽療法を「カジュアルな音楽療法」と「フォーマルな音楽療法」と2種類に分けて説明しています。
「カジュアルな音楽療法」というのは、人が自然に行っている「音楽を心身の健康維持に役立てる行為」です。例えば、私たちが普段音楽を聴いてストレスを解消したり、カラオケで仲間との親睦を深めたり、コンサートに行き気持ちが癒されたりすること等です。
一方「フォーマルな音楽療法」とは、「カジュアルな音楽療法」だけでは改善が難しい人に対し、音楽を専門的に使って「健康の維持・増進・回復を目指す行為」としています。この「フォーマルな音楽療法」の条件として以下のようなことがあげられています。

1.音楽療法士が
2.特定の対象に
3.目的をもって
4.計画的・系統的に
5.音楽を用いる

(1)音楽療法士が
音楽療法士とは、音楽療法の専門的な知識や技術を持ち教育や福祉などに精通し、目的に対して適切な支援を行う人、職業としている人です。音楽療法士ではない人が支援のために行う「カジュアルな音楽療法」も良い援助となればそれは素晴らしいことですが、音楽療法士が専門的な知識をもって行うことで、音楽をより有効に用いる可能性が高まります。 ♫ぽかぽかステップミュージックでは、音楽の専門スタッフが監修するプログラムづくりや選曲で、お子さまが楽しく取り組みながら自然と療育につながる工夫をしています。

(2)特定の対象に
世の中に発信されるさまざまな音楽によって、「不特定多数」の人は癒しや活力を得ています。それは「カジュアルな音楽療法」のひとつと言えるでしょう。しかしここで説明する「フォーマルな音楽療法」は「特定個人」のニーズに合わせて音楽を用いるものです。対象者がどんな課題を持っているか、どんなことを必要としているかを知り、それに対して音楽の種類、選曲、テンポ、音楽の使い方など、オーダーメイドで音楽の活用の仕方を提供していきます。
♫ぽかぽかステップミュージックでは、発達に不安やお困りごとのあるお子さまや、障がいのあるお子さまに音楽を用いて楽しく成長を促す支援を行います。

(3)目的を持って
音楽療法の目的は「健康に関する多様なニーズ」に応えることです。主に治療やリハビリテーション、教育、生活の質の向上、予防、自己発見、自己成長などです。健康上の問題の改善を目指すこと、言語やコミュニケーション、運動機能の向上、能力や可能性を引き出し、対象者がよろこび多く過ごせるようにする事を目的として行われます。
♫ぽかぽかステップミュージックではお子さまの個性・特性・障がいに合わせて、楽しい時間を提供しながら、お子さまの能力を引き出し、自信を持てるようにサポートします。

(4)計画的・系統的に
音楽療法では対象者のアセスメント(みたて)を行い、それに基づいて計画をたてて実施し、その取り組みの結果を評価するという手順を行います。対象者やご家族から話を聞いたり、様子を見たり、医学的・心理学的な検査などを通してその方に必要なことは何かと検討をした上で、具体的な方法を実施します。
♫ぽかぽかステップミュージックでは、お子さまの特性や、苦手なこと、困りごとなどを保護者の方と一緒に考えます。そのうえで、どんな音楽を取り入れどんな療育プログラムを行うことが効果的か検討します。療育の際のお子さまの様子や変化はスタッフ間で共有し、次回の療育につなげていきます。

(5)音楽を用いて行う
音楽療法は音楽を用いて行いますが、音楽活動を行うだけではありません。音楽を使って運動やダンス、絵を描くことなど、目的に合わせた活動を行います。音楽の種類も様々です。既成の曲だけでなく即興演奏が用いられることもあります。対象者のためにオリジナル曲を作曲することもあります。音楽の専門家が対象者のニーズに合わせて音楽を選び、支援を行います。
♫ぽかぽかステップミュージックでは、オリジナル曲を用いたり、童謡、ポピュラー音楽、クラシックなどお子さまが楽しく参加できる楽しい音楽で、発達を促し、心の成長をサポートしています。

参考文献:
『音楽療法をまなぶ』二俣泉 白川ゆう子 三浦優佳 著
(アカデミア・ミュージック株式会社)
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音楽療育で取り組むこと

言語機能・
コミュニケーションの向上

歌・発声
  1. 歌や楽器の音を聞かせることで刺激となり、
    口形カードを使って発声練習を行うことで
  2. 発声や発語を促すきっかけになり
  3. 人との関わりを肌で感じるようになる

運動機能・
社会性の向上

リトミック、オリジナル体操
  1. リズムに合わせた体操をプログラムに取込み、
    運動機能の向上を促します。
  2. 自己表現を行うことで自己肯定感を高める
  3. 小集団で行う音楽療育の中で社会性や協調性を育てます
言語
言葉表出、正しい発音を身につける、感情を言葉に表す
コミュニケーション
良好な人との関わり、自分と他者との考え方や感じ方の違いを理解する
行動
多動性や衝動的な問題行動の改善
情緒
気分の切り替え、気分の安定
運動
運動機能の向上(体幹を鍛える、筋力アップ等)
社会性
日常の流れ、場や状況に合わせた行動
生活面
衣服の着脱、体温調節
理解力
言葉と物の一致、文字や数字の理解、相手の話が聞けるようになる

プログラム一例

プログラム内容 言語 コミュニケーション 情緒 行動 運動
ウォーミングアップ
①オープニングセッション
②リトミックボール
③リトミック
④歌(発声・季節の歌)
⑤パネルシアター
⑥音楽サーキット
⑦絵描き歌
⑧リズム遊び
⑨カンフー体操(オリジナル体操)
⑩エンディングセッション
セッションの様子

主な療育の詳細

  • リトミックボール

    バランスボールに乗りながら発語しバウンドすることで、筋力やバランス感覚を高めることを目的としています。さらに音楽を聴いて動く「即時反応」トレーニングにより、脳への刺激と体の協調性を強化します。音楽に合わせて体を動かすことで、聴覚と運動の連携が向上し、楽しみながら学べる環境を提供しています。

  • 歌(発声・季節の歌)

    言葉をはっきり言えるように言語の練習も兼ねています。歌詞の音読を行い、言葉の明瞭化をはかる。「お話」の時間を設け歌詞の内容を理解できるように文字や絵などの視覚的な情報を用いて内容を想像できるように工夫しています。大きな声で歌う。お友達と一緒に楽しむことにより、気持ちの発散や周りとの一体感を味わうことを目的としています。

  • パネルシアター

    お子様が興味・関心を持って楽しめるような歌や物語を用意し、視聴や参加を促します。これにより、お子様の集中力、理解力、そして想像力を高めることを目的としています。歌や物語の世界に引き込まれることで、楽しく学びながらスキルを向上させることができます。

特別カリキュラム

  • ドラム(毎週土曜日 16:00~)

    ドラム演奏を通じてリズム感や協調性、運動能力の向上を図り、集中力を養うことを目的としています。またドラムを叩くことでストレスを発散し、情緒の安定や自己表現の力を高めることができます。個別時間とグループセッションを組み合わせたカリキュラムで、お子様一人ひとりの成長を支援します。

  • 英語(毎週金曜日14:00~/毎週日曜日16:00~)

    英語学習を通じて言語能力やコミュニケーション力、認知能力を高め、国際感覚と文化理解を育てます。また自己表現力と自信を養うことも目的としています。基礎英語や日常会話から始め、個別学習とグループ活動を組み合わせたカリキュラムで、お子様のペースに合わせた指導を行います。

  • アナログゲーム療育

    コンピューターを使わないカードゲームやボードゲームを使い、コミュニケーション力や社会性を育てることを目的としています。ルールを守り合って遊ぶことが難しいお子さまにも、お子さまの『発達段階』に合わせたゲーム選びを行っていきます。「ルールを守り合って遊べた」という成功体験が集団参加への意欲と、他者と関わるスキルを得ることに繋がっていきます。

  • 音楽療法士による療育時間
    (毎週火曜日 14:00〜)

    音楽を通じてお子様の発達を多面的に支援することができます。リズム遊びや楽器演奏、歌唱を通じて、言語能力やコミュニケーション力、感情表現力を向上させます。また、グループでの演奏活動は協調性や社会性を育むのに最適です。音楽を通じて楽しく学びながら、お子様の集中力や創造力も高めます。

時間割

<月~金>

  • 10:00-11:30保育所等訪問支援
  • 14:00-15:45児童発達支援クラス(未就学のお子さま)
  • 16:00-18:00放課後等デイサービスクラス(小学生以上のお子さま)

<土日>

  • 10:00-11:30児童発達支援クラス(未就学のお子さま)
  • 14:00-15:45児童発達支援クラス(未就学のお子さま)
  • 16:00-18:00放課後等デイサービスクラス(小学生以上のお子さま)

<特別レッスン内容>

  • 火曜日 14:00~音楽療法士による療育時間
  • 金曜日 14:00~
    日曜日 16:00~
    英語
  • 日曜日 16:00~ドラム

料金

PRICE

ご利用には通所受給者証が必要です

0歳〜3歳の4月1日まで

ご利用料金の9割が自治体、1割がご利用者様の負担となります。 1回のご利用料金はお問い合わせください。 支給決定を受けたお子さまは保護者様の世帯収入によって月額上限額が定められています。 ご利用回数に関わらず、上限額以上のお支払いは必要ありません。

世帯収入 月額上限額
非課税世帯 0円
約890万円まで 4,600円
約890万円以上 37,200円

満3歳〜5歳のお子さま

3歳〜5歳までの児童発達支援等の利用者負担は無償化となっています。無償化の対象期間は「満3歳になって初めての4月1日から3年間」です。

小学校以上のお子さま

ご利用料金の9割が自治体、1割がご利用者様の負担となります。1回のご利用料金はお問い合わせください。
支給決定を受けたお子さまは保護者様の世帯収入によって月額上限額が定められています。ご利用回数に関わらず、上限額以上のお支払いは必要ありません。

世帯収入 月額上限額
非課税世帯 0円
約890万円まで 4,600円
約890万円以上 37,200円
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